★紙飛行機★

「えーい!」
「俺の方が遠くまで飛んだよ!」
「僕のはカーブしたよ!」
近所の子供たちが紙飛行機を飛ばしてあそんでる。
「あ、お姉ちゃん。とって!」
一つの紙飛行機が私の前に飛んで来た。
「行くわよー」
私はそう言って小さな男の子に飛行機を飛ばしてあげた。
私の飛ばした紙飛行機は空を一回転して男の子の目の前に落ちた。
「ありがとう」
男の子はそう言って走っていった。
紙飛行機かぁ…懐かしいなぁ。

「ただいま。」

「あれ?乱馬、一人?」
「あぁ」
私は一人でいる乱馬の隣に何気なく座った。
そして、紙を二枚出した。
「乱馬、紙飛行機作らない?」
「何だよ、いきなり」
「ちょっとね」
私はそんなことを言いながら紙飛行機を作った。
「私、紙飛行機になりたいなぁ」
「はぁ?何変なこと言ってるんだよ」
「だって…紙飛行機って上手く作って上手く飛ばせば
すごく遠くまで飛んでいくでしょ?
だから人間もちゃんとやれば紙飛行機みたいに
遠く飛ぶことができるんじゃないかなって。」
「どう頑張ったって人間は空を飛べないよ」
「だからぁ、例えよ。なにも本当に空を飛ぶことないのよ」
今の言葉に付け加えてもう一度口を挟む。
「それに紙飛行機って色んな形があるじゃない?
だから同じものでもたくさんの姿があるってことよ。
人間も同じなの!わかった?」

ふーん、とよく分からなそうにとりあえず相槌をうつ乱馬。
「まぁなんか知らねーけど、
あかねは充分遠くまで飛んでると思うよ。俺と一緒にな。」「え?」
「一人じゃ無理でも、二人なら飛べるよ」
「乱馬…」

青い空

白い雲

そしてこの地球上を飛び回る様々な

紙飛行機―




−−−−−−−−−−あとがき−−−−−−−−−−
ちょっと分かりづらい小説ですが、(ちょっとかよ)
私は紙飛行機ってすごく好きなんですよね☆
ふわふわとどこまでも飛んでいきそうで^^
だから何とかしてそれをあかねちゃんを通して
伝えたかったんですよ;;
まぁ皆も紙飛行機みたくなればいいなぁ・・・
みたいな。意味分かんなくてごめんなさい。




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