★泣かないで★


あかねは今日、テニス部に助っ人を頼まれていった。
俺は先帰っててと言われたけど、待っててやった。
するとあかねたちが教室に戻ってくる足音が聞こえる。
テニス部であかねの友達のユイ達の声が聞こえる。
きっとあかねも一緒にいるだろうけど、
友達がいると俺はいづらいし、からかわれるから
とりあえず天井にはりついた。

「あかね、泣かないでよ。」
「悔しいのは私たちだって一緒よ。」
「だって、だってぇ・・・・(泣」
「もともと風林館高校テニス部って弱かったし。」
「そうよ。あかねのせいじゃないわ。」
「・・・(泣」
「いつもは1回戦で負けちゃうのよ。」
「でも今日は三回戦までいけたじゃない。」
「あかねのおかげよ。」
「みんなぁ(泣」
「また助っ人してね。」
「うん、、、、(半泣」
安心したのかみんな教室からでていき、
帰ってしまった。
あかねはまだ教室で泣いている。
「あかね。」
「乱馬、帰ったんじゃなかっての?(泣」
「うん、ずっと待ってた」
「そう、ありがと・・・(泣」
「なぁ、泣くなよ」
「でもっわたし・・・・(泣」
「すんだことを言ってもしょうがねぇだろ?」
「乱馬は負けたことないからそんなことが言えるのよ(泣」
「俺は負けても泣かねぇ。」
「・・・(泣」
・・・・・・・・・・
「泣かないで笑え!」
「ぇ???(泣」
「俺は泣いてるよりそっその・・・
笑ってるほうが・・・」
「?」
「いやっその、全部好きなんだけど、
笑顔が一番かわいいし、あかねに似合っててすきだなぁって・・・」
「ふふっ」
「え?」
「これでいいの?」
あかねはとびっきりの笑顔でそういった。
「おっおう。」
あかねはいつもどうりかわいい笑顔をふりまいて、
俺と一緒に帰った。

そう、俺はこんなあかねが大好きなんだ。
他のだれよりあかねを愛してて、
守ってあげたくて。
あかねがあの笑顔をみせてくれるから、
そのために俺はがんばれる。
だからもう泣くなよ。

あの俺だけの笑顔のために。

−−−−−−−−−−あとがき−−−−−−−−−−
これは、本館時代に置いてあった小説なのですが、
ずっと忘れてました・・。
なので見たことある人もいるかもしれません。
やっぱあかねは笑ってないと!という想いで書きました。
あんなかわいい笑顔を見せられたら誰だってくらっときちゃいますよね?





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